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81と94

Updated: Jan 25

本日はお店やファッションともまるで関係のないお話です。

これがいわゆるblogというものですね。


半年前に気ままにblogもまたやりますと言いながら

やはり仕事のこと以外をアップする余力がない状況でした。

これはとてもありがたいことですし、そもそもお店以外の情報皆さん必要かな?

なんて思ったりもしてたので。


新年明けての1月半ばは少し仕事が落ち着く時期なので余力ができ

ちょっと書き記したいことがありましたので。


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昨年の年末は年をまたいで軽く仕事したり、(new year saleをやったので)

なんだかんだ用事をこなしたり、すごく忙しかった訳でもないですが

ギリギリまでずっと動いていたので、年が明けて朝ゆっくり起きた時には

本当に何もしたくなく、笑


息子は自立してるし夫はサーフィンでいないし。

ひとりゆっくりな元旦。(贅沢です)


何もしたくないけどお腹はぺこぺこ。

そう私にはのりこ先生のお節がある。いつもはこれにお雑煮くらいは作るのですが

とにかく何もやる気が起きないのでお茶だけ入れて

美味しいお節を一人でゆっくりいただきました。幸せ。


のりこ先生のベジお節。美味しい〜!

お品書き

筑前煮・黒豆・柚子大根・栗きんとん・中華おこわ・高野豆腐の磯辺揚げ・野菜巻き揚げ・生麩の田楽・豆腐ハンバーグ・切り干し大根のはりはり漬け・蓮根ボールとソイミートの甘酢あん・おからの春巻き・ひよこ豆のコロッケ・湯葉の揚げ煮・蒸し羊羹・みかん寒



のりこ先生は私が30代の子育て中の時に子供に野菜をもっと食べさせたいと、友人たちと6年ほど通ったお料理教室の先生です。私はベジタリアンではないのですがのりこ先生のベジご飯は味付けもしっかりとしていて家庭でも作りやすく、そして本当に美味しくて,,,自宅ではソイミートをお肉に変えて作ったりしていました。

今は息子も大きくなり、私の仕事も忙しくなったのもあり、ご飯は主人がメインでやってくれるのであまり発揮しておりませんが、笑。

なので年に一度このお節を食べるのをすごく楽しみにしています。

そして大好物ばかりなので、新年がとても気持ちよく迎えられます。


夫はスーパー肉食なのでこの手のお料理は食べないので残りは実家に持って行き母といただきました。



ここから本題。

お正月は実家で親戚とご飯を食べ1泊。

次の日母の買い物に付き合ったりお墓参りに行ったり、用事を済ませ車から降りると

おそらく30年位以上会っていなかった、昔近所でお惣菜屋を営んでいた通称『○○屋のおばさん』(時代的に正式名称は避けました)

子供の頃よくコロッケや煮豆をお使いで買いに行ってたな〜。懐かしや。

母の話にたまに出ていたからまだご存命なのは知っていたけと一人で歩いてこちらに来た。


おばさん『なんだん、みやちゃんかん?』『久しぶりだねぇ』

とまあよくある会話。

私『おばさんお元気そうだけど幾つになったの?』耳が遠そうなのでかなりの大声。

おばさん『私?94!』

私『!!!』


肌は元々きれいだけど今もしっかりお化粧をしてツルツル(ちょっと斬新なチークの入れ方も本人のパワーで納得させられる)、腰もほんの少しは曲がってるけど(15度くらい)、杖もつかず、一人で歩いてこれから買い物に行くと。『これ買い行くじゃん』と手を口元でクイっと。かっこいい、笑


そこに母が来て、

母『私、今日誕生日で81になっただよ〜』

おばさん『なに、あんた若くていいねぇ〜、若さはお金じゃ買えんでね!』

と強く一言。


うちの母も81歳で出かけまくりで元気ですごいなと思ってましたが、、、

いやはや、新年からすごい会話を目にし、

私なんかまだまだ相当なひよっこで頑張らねばなぁと思った次第です。

しかしものすごいパワーの力強いいいエネルギー浴びました。




画像は美味しいものが続きます。

お正月にやってた念願の喫茶アネモネへ。実家からは少し行きやすいのでサクッと一人で。

店主のあさこさんと奈良さんにも会え。贅沢な至福の時間。


ストーブでお餅が膨らむのを見るのがすごく好き。最近はやたら焼いてます。

お餅は蒜山耕藝さんの自然栽培のお米で作られるお餅。年末にご褒美でお取り寄せしました。


たわいもない話に長々お付き合いありがとうございました。

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